営業電話の方だってお客様

小さな会社の、以前の職場では

秘書もしながら、営業もやり、事務もやり…

という状況でした。

社長から「新規のアポを取れー‼︎」の指示があれば、テレアポ!と決めた日に朝から晩まで、セールスコールをかけまくる訳です。

…意外と嫌いではなかったのですけどね😆✨

 

そうすると、営業の電話だとわかると、あからさまに口調も悪くなり、「人以下の対応」みたいな方もいるわけですよ。

 

…わかります、その苛立ち、とてもわかります。

忙しいのに、営業の電話かよ、と。。

 

…しかし、営業電話をかけた人と言えども人間なのです😭

明日のお客様かもしれないのです。

 

しかも、とても嫌な対応をされた企業って覚えているものなのですよ。怖い怖い😅

 

「もうあそこの商品は買いたくない。」

「あの金融機関では口座は作らない。」

「あのお店には行くものか。」

とか大人気なくても思ってしまうのですよ。

 

今の会社でも、ボス宛てに様々な営業電話がかかってきて、私のところに内線が集まります。

 

基本的に「繋ぐな」との指示があるので、結局はお断りしているのですが、お断りの仕方にはとてもとても気を遣います💦

 

時間を割いてお電話下さってますし、先方もお仕事なのです。

本気なのです。

 

ボスに繋げず、本当に申し訳ない。

こうしてお電話して下さり、感謝している、と。

 

そうすると、結局は断っているにも関わらず、

「ご丁寧にありがとうございます。」とほとんどの方が仰います。

 

自分の会社のイメージを左右しかねないですからね。

「こんな会社の商品買うものか!サービス受けるか!」なんて思って欲しくないから。

 

電話の対応もしかり、取引企業への態度しかり…

社員ひとりひとりの謙虚で誠実な態度も、地道な利益を産む要因の一つだと思います。

 

「仕事は人」「会社の財産は人財」

なるほどです。